吃音("どもる"こと)の少年、きよしの物語。
きよしの気持ちが、分かるような分からないような。
あまり喋りは得意ではない(反論もあろうが・・)私なので、なんとなく分かる。そして、少年時代の一時期の私が顎関節症になっていた頃(自力で治した・・・今考えるとすごい)、同じように、喋るのがイヤになっていた。なので、よく分かるってことか。
大切なことがいえない。よくある。
万人に思い当たるテーマでもあるので、誰が読んでもそれなりに共感できるはずです。重松さんなので、安心して読める・・・。いつもながら、恐るべしです。
しばらく重松さんの作品は読んでなかったので、久しぶりだとグッとくるもんがありますな・・。
いい作品です。
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