三崎亜記さんは、個人的にかなり好きなんですよね・・。特に、物語の設定が・・。
んがっ、今回はイマイチでした。もちろん、設定は相変わらず私好みでしたが。長編としては、登場人物のキャラがよくわからない。なんか、よくわからん。SFというか架空の「何か」を曖昧な表現でよくあそこまで・・、という驚きみたいなものはありました。
でもなんか、途中でヒーロー物とか言うとちょっと表現が悪いですが、陳腐な感じに・・。序盤、「それらしくカッコつけた小説」で、終盤は書いた本人も満足していないんじゃないか?というくらいにグダグダな感じが・・。
著者がこの作品をどう評価しているのかは知らないんですが(調べる気もありませんが)、内容だけ見れば「売れる作品」ではないですね。これを著者的に「最高の出来!、書きたいことが描けた」というのであれば、私とは合わない・・。
ん~。まぁ最後まで読んだら星2つなので、こんな感じでした。
あ、装丁は★5つです。って・・
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