秘太刀 馬の骨。馬の骨ってなんやねん・・・、て感じなんですが、面白かった。
「馬の骨」という秘太刀(必殺技とその遣い手)を巡る時代ミステリー小説です。これがなかなか面白かった。
スラスラ読んでいたら、最後によく分からなくなってしまい、後で読み返すハメになってしまった・・。「隠し剣」シリーズに通じる部分もある、と考えると、あの一編一編もそれぞれが「掘り下げれば長編にもなりえます」という感じではあるなぁ・・。
時代小説のミステリーってことで、携帯電話もなければ隠しカメラもないし通話記録があるわけでも指紋があるわけもない。当たり前ですが・・。昔の裁判とかって、かなり理不尽だったんじゃないかと思ったり(全然作品と関係ありません)。
これを読み終えたのは、豪雨の熊本。雨のことも忘れて、道の駅の東屋でひたすら(暗いのに)読んでいたのを思い出す。読み終えた頃、あやしい宗教の勧誘に遭い(雨のなかごくろうさんで・・)、鬱陶しかった。
前回と同じことですが、必殺剣(とか必殺技)欲しいわぁ・・。
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