個人的にかなり好きな作家さんです、貫井徳郎さん。しかし、あまり明るい作品は少ない(というイメージ)。
この作品は明るかったです。SFと青春モノとミステリー、軽いタッチです。
劇団とかの世界はよく知らんのですが、「くっついたり離れたりを内輪で繰り返す」は確かにありそうな感じです。昔の友人のバイト先がそんなだったらしく、本気で「そんな輪には入りたくないな・・・」なんて思ったのが懐かしい。
ミステリーとしてはちょっと微妙ですかね。青春モノ?というのもよくわからんです。SFといってもそれがメインでもなく・・・。全てが微妙でありつつ、なんとなくバランスが取れているような感じだったり・・。
気分とマッチしたせいもありますが、なかなか面白かったです。
女ってのは残酷なもんです。
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