自転車ロードレースの世界が舞台の小説、ってだけで買うなんてアホだな・・。とよく思う。でも読んでみたくなる。
ロードレース競技は、チーム競技。しかし、狙う結果は個人の勝利(=チームの勝利)。というわけで、勝つ役のエースと、エースを勝たせるアシストが存在する。
その、アシストが主人公の一応ミステリー小説。
小説としては、まぁ普通ですかね。特に目新しいこともなく、自転車ロードレースの世界がある程度性善説で動いている、という脆弱な部分をうまく使ってるような感じです。題材が自転車ロードレースなので、いい感じに読めました。競技に興味のない人はどうなんだろうか・・。
自転車乗りとしては、いきなり「チッポリーニ」と選手の名前を間違えているのが×でした。「チポッリーニ」ですから・・お願いしますよ・・。まぁ、自転車雑誌でもよく間違えているし、自転車好きの人でも間違えますけどコレ。
なんというか、「それは有り得んやろ・・」という展開だったので、ちょっと微妙でした。
が、自分に近い題材というのは面白いものです。
個人的には、ミステリーにしなくてもよかったように思えてならないんですが・・。
「smapへ」を譲っていただけないでしょうか?
メールお待ちしております!!
投稿情報: ろはん | 2007年9 月22日 (土) 12:40