伊達秀吉、というスゴい名前の主人公。
こんな名前イヤやな~。
その秀吉が、借金まみれで追い込まれて誘拐を・・。という展開なんですが、誘拐ミステリーではありません。気楽に読んでください、かなりのコメディータッチです。しかし、単にコメディーというわけでもなく、人情モノの一面もあったり、荻原さんのほかの作品とどうでもいいところでリンクしていたり(ほぼ1行だけ)、なかなか面白かったです。
誘拐されるお子様がいい感じで、肩の力が抜けます。いい作品です。
細かいところで笑わせてくれるので、電車読むと怪しくニヤけるかもしれないですね~。
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