伊坂幸太郎さんの新作、短編集です。
短編集ですが、時間を経た世界で影響を及ぼしていたりします。この”仕掛け”が面白く、読む順序はどうでもいいですが、楽しいい短編集です。
すでにもう、安心感ありで読めます。お馴染みの、といってもマンネリしない感じの伊坂ワールド。一時期飽きつつありましたが、やっぱり面白いですね。ただ、驚きは少ない感じもしますが。
伊坂さんの作品は映画化されるものもあるので、これからさらに注目度UPな感じでしょうか。
この装丁、好きです。
さて、なぜ☆が4つかというと・・。それはやっぱり、おなじみの登場人物が出てきたりすることで、「伊坂作品全部を読まないと、意味が分からないエピソードも多い」ということです。これはもう、こういった作風の作家さんの宿命という感じですが・・。
ま、単体でも面白いですけど。
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