久しぶりの東野さんです。ん~、なんかまた社会派っぽいタイトルだが・・。
ミステリーではないですね。細かい部分はともかく、途中で展開が分かってくるので・・・。
で、内容ですが。
ん~、それなりに考えさせられるような内容でありながら、物語にも引き込まれる。がしかし、なんか期待(しすぎなんだろうが)よりはちょっと・・・な感じでした。
医療現場の描写もリアル(な感じがした、病院嫌いなんでよくわからん)で、本職の作家さんのお株を奪うかのような感じ。が、「餅は餅屋でいい」なんて一瞬思ったが、どっちを「餅屋」とすればよいのやら。小説は小説家。なのか、さて・・。
ちょっとアレですね、登場人物がみんな高潔すぎてどうもイカン。たまにはこんな作品もいいですが、ちょっと魅力に欠けるような。
面白かったんですけどね。
やっぱり期待しすぎか。
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