短編集。表題の「暗殺の年輪」で、直木賞を受賞したとか。
しかし、あまり入り込めなかった。
とはいえ、★2つというよりは3つ。葛飾北斎が主人公の一編があったり、なにやら面白い取り合わせだったという感じがした。日本一周が終わったその日、とある本屋で「版画フェア」みたいな催し物をしていた。北斎の富嶽三十六景も、版画で見事に再現されているらしい。欲しかった・・・・、が、なんと25万円。
て、手が出ません・・・。
全然関係ないですが、漫画っぽくありつつも、なぜかリアルな感じがする富嶽三十六景。見るだけで、なんか面白い。美術館で「知った風な顔」してジーっと見る趣味はないが、本物は見てみたい。
本物の北斎は、どんな人だったんだろうか。
て、やっぱり本の内容とはあまり関係ない。
「ただ一撃」という作品は、タイトルも含めて好きです。
「ただ一撃」
いい響き。
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