ツール・ド・フランスのコースで出てくる主だった峠を中心に書かれた本です。登り坂、自転車乗りにとって特別な存在。
自転車で坂を登るのはキツい。辛くなると、「もう自転車やめようかな・・」なんて思うくらい、辛い。でも、坂を見ると引き寄せられるように登りたくなってくる。
この本は、ツール・ド・フランスのコースで出てくる峠を中心にツールでの出来事やその他いろいろなことが書かれています。自転車乗りなら、一度は読んでおきたい。そして、いつか自分の愛車で登ってみたい峠ばかり。
昔は、変速機すらなかった。今ではややマニアックな自転車になっているピストで登ったというから、なんとも恐ろしい。当然、自転車から降りて押して歩いたり、現代よりもスピードはかなり遅かったということですが・・・。それにしても、当時はステージのダブルヘッダー(ゲゲ!!)があったり、走行時間が18時間もあったり、道がほとんど砂利道だったりと、かなろハードだったらしいです。今では考えられませんね。
そんな当時の話から、実話+逸話まで盛り込まれた本です。
安家 達也
未知谷 (2005/07)
売り上げランキング: 3,665
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おすすめ度の平均:
欧州自転車競技の世界は奥が深い
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