『悪党たちは千里を走る』貫井徳郎

貫井徳郎さんの、「悪党たちは千里を走る」です。ちょっと自転車本ばっかりで飽きてきたので、小説を読もうかと・・・。

貫井さんは、『慟哭』、　『プリズム』、『追憶のかけら』 （別ブログですが、私の記事です）、を読みました。どれもそれなりに満足、「追憶のかけら」はかなりお気に入りです。

で、感想ですが。

「ん～なんか物足りない」

という感じです。

貫井さんには重い作品を期待してしまうのか、軽く読めるこの作品がちょっと物足りなかった感じです。逆に言えば、「重くないので読みやすい」とか、そんな言い方もできるわけなんですが・・・。

ただ、このくらいなら貫井さんでなくても書けると思うので、あまり気合入れてない感じなんかなーと・・。

悪党たちは千里を走る

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自転車本ばっかり読んでいた頭には、気持ちよく入ってくれたので満足です。でも、タイトルの意味あよくわからないというか・・・。関連しそうなのは、最初の方に出てきた言葉だけか。

本筋とは関係ないですが、字がデカくて読みやすい。

Comments

[投稿情報: 長谷川舞]

私も少し前に読みました。
貫井徳郎さんの作品を読むのはこれが初めて
だったので、気にならなかったのですが
この作者さんの作品としては軽めだったのですね。
キャラクターの立った登場人物たちがドタバタ
している感じがとても楽しくて、あっという間に読めて
しまったのは確かでした。

Arukakatさんの記事を読んで、他の作品も
読みたくなってしまいました。またチャレンジしてみます。

[投稿情報: arukakat]

＞長谷川舞さん
私が読んだものは、どれも重めな感じでしたね。「これがオススメ！」なんていえるほど読んでいませんが、「追憶のかけら」は好きです（なかなか読み辛いですが）。