2006年9月21日、22日。笠間を出発。某・マニアックな方に「日本一周アピールボード」を書いてもらう。
コンビニで朝飯。どこまで走るか考える。適当。目的地なし。
犬吠崎まで行ってみるか。という軽い気持ちで、犬吠崎を目指す。
とにかくまっ平ら。水戸を過ぎ、大洗を抜け（ここから北海道行ったら笑えるな～、とか考えながら）、海沿いの退屈な道を走る。
大洗を越えてから、妙に車の運転マナーが悪いことに気づく。ヒヤヒヤもんです。そんなに飛ばしてもしょうがないだろう・・。俺を抜けないがためにスピードが落ちようと何だろうと、おたくらは右足をちょいと踏み込めば済むだろう。小さいことでイライラして人殺しになりたいのかね・・。
銚子までが異様に遠く感じたが、暗くなってようやく犬吠崎へ到着。
犬吠崎の灯台はこんな感じ
うっ、暗い・・・。
そして、近くにあったレストランでハムバーグを喰らう。「明日がラストかー」なんて思うと、なんか嬉しくなって（ちょっと寂しいけど）店の人に言いたくなってしまう。「明後日くらいには達成なんですよ～」なんて。言ってませんけどね。
店の人に聞くと、灯台近くの公園ではGWとかによくキャンプやってる人もいるそうで・・・、ならそこに張ってしまえ！というわけで、最後の野宿です。
最後の野宿風景（翌朝の景色）
この日の走行データ
走行距離：119.51km
走行時間：5時間39分03秒
平均速度：21.1km/h
最高速度：54.4km/h
積算距離：11296km
そして翌日（9/22）
いやー、いい天気だ。
なかなかカッコイイ灯台だったらしい。
犬吠崎を出発し、房総半島を無視して西へ。目指すは首都東京。
道が狭い・・・、車のマナー悪い・・・、最悪でした。が、途中で手を振る人が・・。そういえば、名古屋脱出時にブログの知り合いの方に（偶然）止められた時と同じパターン。相手のテンションが高いのも同じ。私は「誰だ・・？」という感じなんですが、相手はもちろん日本一周ジャージを着ているアホのことは知っている。ということで、イライラしていたのを吹き飛ばしてもらいました。偶然の遭遇、これも旅の醍醐味でしょうか。
たまたま止まった場所がダンゴ屋？か何かで、店員のオバ・・・お姉さま方から差し入れを頂きました。いやー、ありがたいことです。なぜか「握手してください！」。おー、芸能人ってこんな感じか？ってそんな大げさなもんじゃないが・・。
ギリギリをかすめる車にもイライラせず、大海の心で「まぁまぁ、ええがな」と気分よく走る。気づけば東京都に突入。我が実兄が住む恵比寿へ、というところだが、時間が早い。ということで、東京駅に寄って記念撮影。
赤レンガなのは、ゴール地点と同じ。大して来た事もないが、なんか懐かしいのは気のせいではない。
芝あたりを通って、仕事している時にお世話になっていた会社（で、今もお世話になっているわけですが）に寄って挨拶。汗臭い旅人がオフィスにお邪魔ってのもなんかね・・・。「仕事あるよ」なんて言われるが、まだそんなことは考えられず。
銭湯へ行き、田町あたりの床屋で最後の断髪式。床屋の主人が面白い人で、なんか楽しかった・・。以前の職場で唯一？の自転車乗りスギ坊さんと再会して、品達でスタ丼をゴチになる。なかなか旨い。
私が自転車に乗るようになった要因の一つでもある、スギ坊さんの存在はデカいわけで、感謝感謝。
そして恵比寿へ・・・・って道に迷いまくってどうにか到着。
なにやらものすごく疲れた・・。
この日の走行データ
走行距離：138.22km
走行時間：7時間11分58秒
平均速度：19.2km/h
最高速度：53.3km/h
積算距離：11434km
翌日、ついにゴール地点の横浜はみなとみらいの赤レンガ倉庫へ・・・。
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